JA三重中央会は23日、JA三重中央ふれあいセンターで「JA健康寿命100歳プロジェクトボランティアフォロー研修会」を開いた。5JAの助け合い組織の会員やJA職員ら35人が参加。今年度は、従来行ってきた「高齢者福祉活動」に加え、「健康増進」としてJA健康寿命100歳プロジェクト(県版)の取り組みであるレインボー体操も盛り込んだ。
研修では、三重県レクリエーション協会の鈴木寿子副会長が福祉レクリエーションについて講義。参加者は実技で楽しみながら歌を交えて手足の運動につながるゲームやベルハーモニーの演奏など、誰でも参加できるレクリエーションを学んだ。
健康寿命については松阪中央総合病院健康管理施設エポックの瀧川喜一施設長らが「健康寿命をのばす日頃の心がけ」と題して講演。健康寿命を縮める要因の一つである高血圧や認知症の予防法について説明した。
参加した助け合い組織のメンバーは「日頃の簡単な運動で予防できることがわかった。ふらっとほーむでのレクリエーションで活用していきたい」と話した。
研修会は27日にJA松阪本店でも開き、7JAから41人が参加する予定だ。