国益・聖域なき環太平洋連携協定(TPP)反対の理解を求めようと、JA三重中央会は4日、津市の津駅前で街頭宣伝活動を行った。出勤途中のサラリーマン等を対象に、“TPP反対運動”啓発うちわを配布した。
活動は、参議院選公示日に合わせて実施。同会の役職員ら15人が参加し、消費者・生活者の視点から、食と暮らし・いのちの大切さを県民に訴えた。
JA三重中央会の池村均専務は「TPPの参加は決して納得、容認できるものではなく、交渉の場で国益、聖域を守れるのか疑問である。TPPが私たちのくらしに密接に関係するということを県民に知ってほしい」と話した。