伊賀産肉牛生産振興協議会は25日、JAいがほくぶ本店で第52回総会を開いた。畜産農家や関係者ら46人が参加した。
同協議会会長で伊賀市の岡本栄市長は「このほどアメリカに輸出した2頭の伊賀牛だけにとどまらず、ブランドである伊賀牛を“ニンジャ ビーフ”などの名称で、国内だけでなく海外にもどんどん出していきたい」と意気込みを語った。
同協議会では、24日に、三重県の県産ブランド牛肉の輸出モデル事業で、伊賀牛2頭をアメリカに輸出したばかり。これを皮切りに、海外に伊賀牛を売り込む「攻めの畜産経営」を目指す。
総会では新たに、伊賀牛であることを証明する「伊賀牛証明書」の発行が提案され、2014年9月1日販売分から、希望購入者に対し、1頭につき1枚500円で販売することが決まった。なお、年に4回行う伊賀牛の共励会に出品された牛を購入した際には、例外的に無料で発行される予定だ。