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Channel: 三重県あぐりニュース – JA三重中央会
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早場米「あきたこまち」収穫スタート【JA三重南紀】

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写真=「あきたこまち」を収穫する中西さん

JA三重南紀管内では、県内トップを切って早場米「あきたこまち」の収穫が始まっている。紀宝町の中西和益さん(67)の田では5日、同町の農家4戸が共同で管理する1・9ヘクタールのうち、中西さんが3月29日に植えた30アールで収穫を行った。収穫時期は当初、昨年と同じで例年よりはやや早めの今月2日を予定していたが、雨のため順延となった。

今年も昨年同様、水害もなく天候にも恵まれて生育が進み、品質は良好という。昨年は4戸で6.3トンを収穫したが、今年は面積を40アール拡大したため、1.2トン増収の7.5トンを見込んでいる。中西さんが収穫した米は、8日にライスセンターで検査をした後、「新米あきたこまち」として販売する。
 中西さんは「稗(ひえ)を取ったり、鳥を追い払うのに少し苦労はしたが、品質の良い米ができてよかった」と話す。

同JA管内で収穫された三重県産早場米は、中元など贈答用として、各方面からの問い合わせも多く、毎年すぐに完売するほどの人気。7日から、同JAの購買店舗の窓口とJAファーマーズマーケット「ほほえみかん」で5キロ2150円(税込)で販売する。

(日本農業新聞2014年8月6日付)


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