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Channel: 三重県あぐりニュース – JA三重中央会
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交流深め、助け合い活動活発に

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三重県内のJA助け合い組織が17日、日ごろの活動紹介や情報交換、今後の活動の発展向上を図ることを目的に、津市のJA三重ビルで交流集会を行った。JA三重中央会とJA助け合い組織ネットワークみえが共同で開催。県内JAの助け合い組織の関係者ら145人が参加し、各組織の日ごろの活動を発表した。

 JA三重中央会の池村均専務は「助け合い組織の活動は、高齢化が進むわが国で大変重要な役割を担っている。助け合い組織に取り組む方が元気でいれば、地域も明るくなる。日ごろの成果を発揮して、交流を深めてほしい」と挨拶した。

 記念講演では、NPO法人たすけあい平田の熊谷美和子理事長が「楽しみながら地域をささえる助け合い活動について―NPO法人たすけあい平田の取り組みから―」と題して講演を行った。熊谷理事長は「一人一人の力は小さくても、皆でやることで思った以上のことができる」と話し、助け合い活動への積極的な参加を呼びかけた。

 また、JA三重中央会くらしの活動推進部の葛西善廣部長から、今後の活動について、高齢者だけでなく子どもも対象にした活動や買い物弱者への支援、認知症サポーターの養成など、積極的な活動を提案した。

写真=活動発表する助け合い組織のメンバー


オクラ出荷順調【JA伊勢】

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JA伊勢管内で、夏の健康野菜として親しまれるオクラの出荷が順調だ。10月上旬までに例年並の約5万袋(1袋=100㌘)を県内市場に出荷する見込みで、同JAのオリジナルブランド「伊勢やさい」の一つとして店頭に並ぶ。
 同JAでは2008年から、サルやイノシシによる獣害の少ない作物として、オクラの栽培を推進しており、現在は大紀町、度会町の生産者ら16人が、31・8㌃の面積に作付けしている。

同JA経済2課では、高品質出荷に向け生産者らの意識統一を図るため、JAショップ打見、紀勢グリーンコープ、本店の3会場で目揃え会を開いた。JA全農みえや県内出荷先の担当者が市場情勢を報告した後、伊勢志摩地域農業改良普及センターの担当者が今後の管理についてアドバイスした。
 今年度産は、生育当初に発芽のムラや伸び遅れが見られたものの、6月に気温が上昇したことなどにより順調に伸び、昨年度より10日早い出荷となった。
 同JAの担当者は「生産者一人ひとりが高品質出荷に努め、信頼される産地作りにつなげたい」と話した。


写真=集荷したオクラを箱詰めするJA担当者

知事が三重モロヘイヤPR【JA全農みえ】

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写真=売り場でモロヘイヤカレーをつくる鈴木知事

夏が旬の緑黄色野菜「三重モロヘイヤ」の消費拡大に結び付けようと、三重モロヘイヤブランド化協議会(事務局=JA全農みえ園芸特産課)は20日、鈴鹿市内のスーパー2店舗で「三重モロヘイヤとトマトの夏カレー」の試食宣伝会を開いた。県、ハウス食品株式会社との共同企画で、県に展開する「みえ地物一番の日」キャンペーンに合わせて開いたもの。
 「三重モロヘイヤ」が出荷ピークとなる7~8月は、カレーライスが年間で最も多く食卓に登場する時期という。同メニューは、県産野菜の消費拡大と生産者の意欲喚起のため、同協議会と同社が連携して開発した。

「イクメン知事の3分間クッキング」と題したPRイベントでは、鈴木英敬三重県知事や同県ブランド野菜のプロモーションキャラクターのkeicoさんらが参加して、消費拡大と地産地消をPRした。
 鈴木知事みずからカレーライスなどの調理や盛り付けに腕を振るい、「三重モロヘイヤ」や県産新品種米「結びの神」の特長や栄養価を紹介した。
 鈴木知事は「三重モロヘイヤは茎がやわらかく、まるごとおいしく食べられる。調理が簡単で栄養価も高いモロヘイヤカレーでスタミナをつけて、この夏の暑さを乗り切ってほしい」とアピールした。
 試食した親子は、「茎のしゃきしゃきとした食感が楽しい。適度な粘り気がカレーと合い、まろやかになる。子どもが気に入ったので、夏休みの昼食に作りたい」と話した。

食農教育の指導者養成

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P=野外実習でサバメシを作る参加者

JA三重中央会は23日、三重県立鈴鹿青少年センターで、2013年度食農教育実践研修会を開いた。県内8JAの食農教育担当者ら23人が参加し、野外での調理実習と野外活動を行う際の注意点について学んだ。三重県内のJAでは、地域の親子を対象とした年間型農業体験スクールや稲作体験教室、小学校への出前授業など、JA独自の食農教育活動を行っているが、より新しい企画や魅力ある野外活動を展開するため、指導者を養成することが狙いだ。

野外調理実習では、サバめし(サバイバルご飯)の作り方を学び、アルミ缶と牛乳パックを使ってご飯を炊く実習を行った。また、三重大学附属病院の岩田加壽子病院長顧問指導のもと、夏野菜の煮サラダ、簡単焼き豚などを参加者で調理し、試食した。実習後、岩田顧問が「生活習慣病を踏まえた食育―野菜への興味―」と題して講義を行い、現代の子どもの食生活の問題点を指摘し、「若年層からの食生活改善が生活習慣病の予防につながる」と話した。
 研修では、三重県キャンプ協会の江口美知子氏が「野外活動での実践と留意点」と題して講義した。江口氏は「野外活動は多くの魅力がある反面、危険が多い。事故が起こる前に危険を予測し、回避するための対策を立てることが重要」と話し、子どもたちと接する際の注意点も含めて参加者にアドバイスした。

参加者の一人は「今回の研修で学んだ内容を、今後JAで開催するイベントで活用したい」と話し、今後の食農教育活動の展開に意欲を見せた。

防草シートで除草、獣害軽減へ【JA三重中央】

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JA三重中央営農部は、管内の津市美杉町上多気の圃場で、防草シートを使った試験を行っている。危険を伴う畦畔ののり面での除草作業の省力化などを狙ったもの。同町の結城晉三さんが果樹などを栽培する圃場ののり面に、傾斜用メッシュの防草シート約200平方メートルを貼った。
 同地区は、獣害に悩む中山間地域で、隣接する水田でも電柵は欠かせない。防草シートを張ることで、電柵の下草管理が容易になり、草が原因でのアース(接地)も防げる。

同JA営農部米麦農政課の峯田恭典課長代理は「他県では、防草シートのような人工物を使用すると、シカが嫌がって寄ってこないとの報告もある。獣害対策への効果も見極めたい」と新たな取り組みに期待を寄せる。
 今後は、除草作業の省力化と獣害対策との両面で、効果を確かめていく。


写真=圃場ののり面に防草シートを張るJA職員

交渉開始でくらしへの影響啓発

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三重県内の団体や組織がTPPなどの生活に影響する仕組みについて問題を共有する「“安全・安心なくらしを守る”地域ネットワークみえ」は23日朝、三重県内の主要駅3か所の街頭で環太平洋連携協定(TPP)反対の街頭宣伝活動を行った。この日から日本がTPPの交渉に参加することに合わせ、県民を対象に関税撤廃などが食・くらし・いのちにもたらす影響を周知することが狙いだ。

街頭宣伝活動は、津駅、近鉄四日市駅、近鉄松阪駅で同日の同時間に行い、合わせて1400本のうちわを配布した。
 このうち津駅では、JA三重中央会、JA津安芸、県生協連、県漁連の役職員ら約30人が、通勤途中のサラリーマンや学生などにTPPの問題を啓発するうちわ500本を配布した。
 JA三重中央会の川井勝常務は「新しい取り組みには必ずデメリットがある。決して後戻りできないことがわかっているのに、そのデメリット情報を国民に知らせず、突き進んでいくのは大罪だ。県民・国民として検証し、生活を守っていくことを訴え続けることがJAの使命だ」と話した。


写真=うちわを配布し「TPPについて考えましょう」と訴えた

伝統野菜「芸濃ずいき」出荷最盛【JA津安芸】

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  写真=ズイキの出荷規格を確認する流通関係者と生産者

津市芸濃町で、伝統野菜「芸濃ずいき」の出荷がピークを迎えている。今年は、梅雨に雨が少なかった影響で出荷が遅れ、7月末までの出荷量は昨年よりやや減っているが、品質は良好。6月から8月末までに合計1万ケース(1ケース4キロ)の出荷をめざす。

同地区では芸濃ずいき部会の生産者36戸が、約2.1ヘクタールで栽培を行っている。京都の市場を中心に、県内市場や地元の学校給食用にも出荷する。

芸濃ずいき部会はJA津安芸芸濃営農センターで8月2日、出荷の本格化にむけて目揃え会を開いた。生産者や同JA営農担当職員、京都の流通関係者が出荷規格を確認し、部会内で均一な品質のズイキが出荷できるよう意識統一を図った。流通関係者は「販売のピークを迎えるお盆頃に向けて、競合先に負けず、どんどん出荷してほしい」と話した。また、同営農センター職員は、「丈の長さを揃え、箱詰めの時は折れたり傷つけないように注意してほしい」と呼びかけた。

盆需要へ化粧箱出荷【JA伊勢】

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写真=集荷した「デラウェア」の品質を確認するJA担当者

玉城町にあるJA伊勢玉城選果場で、ブドウ「デラウェア」の出荷がピークを迎えた。8月中旬までに約1800ケース(1ケース=2キロ)が県内市場に出荷される見込み。同JAでは、贈答用や盆需要に対応するため、パックでの出荷はせず、化粧箱のみで出荷している。

JA伊勢管内では玉城町を中心に、同JAぶどう部会の部会員20人が、1
93アールの面積で「デラウェア」を露地栽培している。

昨年度産は、べと病などで出荷量が大幅に落ち込んだが、今年度産は適期防除に努めて病害を最小限に抑え、例年より多くの収量を確保できた。
 同JA経済1課果実・野菜グループの担当者は「今年度は品質も良く、収量も確保することができた。今後は安定出荷に向けた取り組みを行っていきたい」と話した。


「幸水」出荷ピーク【JA伊勢】

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伊勢市のJA伊勢小俣集荷場で、梨「幸水」の出荷がピークを迎えた。盆過ぎまでに3キロ、5キロ合わせて約40トンが県内市場に出荷される見込み。
 同JA経済1課果実・野菜グループの担当者は「今年は春先の天候の影響で、開花、着色、肥大が早く、盆前の出荷が多くなった。品質も高く、贈答用、盆需要への期待が持てる」と話す。

同JA小俣梨部会では、小俣町の部会員7人が、3.2ヘクタールの面積で「幸水」などを露地栽培している。同町は伊勢平野の温和な気候に恵まれ、甘くてシャキシャキした歯ごたえの梨が育つ。
 部会では先進地視察などを積極的に行い、生産者意識の向上と産地作りに努めるほか、市場と連携し、贈答用としての販売に力を入れている。


写真=集荷される梨「幸水」

焼き肉のたれ人気【JAみえきた】

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写真=住人十味噌を使った焼き肉のたれ

JAみえきたファーマーズマーケット「いなべっこ」は、8月からいなべ夢工房がいなべ産の大豆と特別栽培米「コシヒカリ」で造った「住人十味噌(とみそ)」を原材料に製造した、「焼肉のたれ」を販売し、好評だ。
 本場神戸の共進会で1等を受賞し肉質の評価が高い、「みえいなべ和牛」をより一層おいしく食べてもらいたいと商品化した。

焼肉のたれの味は、6月に開催したいなべっこ7周年感謝祭で、来場者にみその配合を変えた3種類を試食してもらい、気に入った味に投票。1番人気の「焼肉のたれ」を採用した。
 合成保存料・化学調味料を一切使用しない安全・安心な焼肉のたれ。販売価格は205gで270円。同直売所の職員は「暑い夏はぜひ、この焼肉のたれをかけた焼肉でスタミナをつけて乗り切ってほしい。いなべっこの看板商品の一つになるようPRしていく」と新商品に期待している。

ブドウ食味良好【JA伊賀南部】

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JA伊賀南部デラ部会と巨峰部会は、名張市の名張東支店でブドウの出荷目揃え会を開いた。
 部会員と市場関係者などが参加して有利販売に向け出荷規格や、色・糖度、品質を確認した。

同JA管内ではブドウ作りが盛んで、お中元などの贈答としても人気があり、同地区を代表する農産物となっている。
 昨年はデラウェア(2kg・4kg)約4,200ケース、巨峰はハウス(800g・3kgバラ・6kgコンテナ)と露地(800g)を合わせて約7,300ケースを出荷している。
 市場関係者は「昼夜の気温差も大きく、雨が少なかったことで劣化も少なく良いでき」と話し、デラ部会会長の柳嶋和明さんは、「食味の良いブドウに仕上がった」と今年のブドウの出来に自信を見せる。
 デラウェアとハウス巨峰は8月中旬頃までで、下旬頃からは露地巨峰が収穫され県内の市場や量販店などに出荷される。


写真=ブドウの仕上がりを確認する関係者

還付金詐欺防ごう【JA津安芸】

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写真=詐欺注意を呼び掛けるちらしを手渡す職員(15日、津市で)

三重県内12JAとJA三重信連は、ATMコーナーに注意喚起ステッカーを貼るなど、還付金詐欺被害の未然防止に向けた取り組みを強化している。JA津安芸では15日、津警察署と連携してAコープ津店の駐車場で、来客に注意を喚起するチラシなどを配布した。東海財務局の職員を含む15人が参加した。

同JA職員は「電話で現金の振込指示や、還付金を受け取れるとATMへ誘導するような話をされたら、必ず家族や警察、金融機関に相談して」と呼び掛けながら、チラシを手渡した。

JA津安芸の山本孝治金融共済統括部長は「地域の金融機関として組合員・利用者が還付金詐欺に遭わないように、ATMコーナーへの注意喚起シールの貼付や窓口で職員が常に注意するなど、未然防止に取り組んでいきたい」と話した。
 また、同署生活安全課の杉谷善明課長は「津市では2013年1~7月末で、振り込め詐欺に関係する被害が5件発生しており、手口が悪質で巧妙になっている。詐欺被害防止の広報や啓発を継続して行い、市民が被害に遭わないように努力したい」と話した。

イチジク出荷始まる【JA一志東部】

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JA一志東部イチジク部会は7日、三雲地域特産のイチジクの出荷を松阪市にある三重県地方卸売市場で始めた。8月19日から、同市場がJA管内にあるという利便性を生かした朝取りイチジクの出荷を行う。出荷は10月上旬まで朝取りと夕取りを合わせ、約40トンを見込んでいる。
 今年は、春先が温かく発芽が早かった影響で、例年より1週間ほど早い前進出荷となっている。台風や病害虫の被害はなく、果実の大きさや着色、糖度も十分。
 同部会は12人が2ヘクタールで栽培。品種は、実が大きく甘味が特徴の「桝井ドーフィン」。出荷時には通いコンテナを使用し、流通経費とごみの削減に取り組み、生産者名入りのシールで安全・安心を訴えている。
 JA営農指導課の中井隆之課長は「イチジクは、ビタミンやカルシウム、鉄分を多く含んでいるので、たくさんの方に食べてもらいたい」と話す。


写真=出荷規格を確認する関係者

青ネギ需要へ安定出荷【JA伊勢】

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写真=青ネギを確認する部会員ら

JA伊勢青ねぎ部会は、青ねぎの統一目揃え会を、伊勢市植山町の同JA青ねぎパッケージセンターで行い、生産者ら約30名が参加した。目ぞろえ会は、品質向上や生産流通に関する情報交換などを目的に毎月開かれているが、今回はさらに、夏の薬味需要に向けての安定出荷や、高温期の栽培管理等について確認した。
 同JA担当者は「この時期は、より一層の適正な生育管理や病害虫等の適期防除が、品質向上と収量増加につながる。目揃え会で品質の統一を行い、より一層の安定出荷と、消費者や市場に信頼される産地ブランドの確立に努めたい」と話す。

同部会では、昨年度から部会員によるプロジェクトチームを立ち上げ、新品種の試験栽培や品質の向上等を研究するなど、産地拡大やブランドの強化に向けての取り組みも積極的に行っている。

丹羽さん(桑名市)知事賞【全農みえ】

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JA全農みえなどはこのほど、松阪市で2013年産大豆生産振興研修会と、12年度三重県大豆経営改善共励会の表彰式を開いた。生産者や実需者、JA、行政関係者ら約200人が参加。大豆の流通情勢と栽培技術の課題などを学んだ。共励会表彰式では、県知事賞の丹羽一久さん(桑名市長島町)ら4農家を表彰した。

研修会では、県農林水産部農産園芸課が大豆の振興策を説明。13年産は300A技術など安定生産技術の定着や不作付け水田の活用、新規就農者の支援など、国や県の事業を活用して地域の生産拡大支援を行うとした。
 県産大豆の需要動向については、大豆や豆腐製造機械などを扱うサントウ商事㈱(四日市市大矢知町)の荻須智之社長が報告。「地産地消運動などで県内消費を増やすこと必要。農商工連携を深めるため、しっかりした選別と、適正に乾燥した高品質の大豆を供給してほしい」と要望した。
 また、農機販売会社から大豆関連農機の紹介、県農業研究所から大豆栽培での雑草防除、県内で拡大しているミナミアオカメムシの生態と防除対策、県警察本部から農業機械の盗難に関する情報提供などがあった。

県内の12年産大豆は作付面積が4120ヘクタール。登熟期に相次いだ台風などの影響で、収量は10アール当たり118キロと平年を下回った。

県知事賞以外の共励会受賞者は次の通り(かっこ内は所在地)。
▽県農業会議会長賞=杉本孝之(鈴鹿市中其田)▽県米麦協会会長賞=(有)岡野農産(津市一市町大柳)▽JA三重中央会会長賞=堀内直樹(菰野町池底)


脇田さん「幸水」知事賞【JA松阪】

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写真=慎重に梨を審査する審査員

JA松阪梨研究部会は、2013年度松阪梨果実品評会を同JA西部営農振興センターで開いた。1等の三重県知事賞・松阪市長賞には、松阪市笹川町の脇田保さんが出品した「幸水」が選ばれた。

同品評会は、生産技術の向上と栽培者の和を図るとともに、松阪梨のブランド化を確立し、栽培農家の所得向上を目的として毎年開催している。
 今年度は、生産者19戸が「幸水」25点、「夢幸水」(1玉500グラム以上)14点の計39点を出品。形状、外観、玉揃い、硬度などを総合的に審査した。

審査員を務めた三重県中央農業改良普及センターの果樹担当職員は「例年悩まされるカメムシなどの病害虫被害が少なく、大きさ、形、色ともに高く評価できる梨が出そろった。また、糖度も平均12.1と高く、甘い梨となっている」と講評した。

今年は、梅雨時期の少雨が影響し、小玉傾向だったが、7月の降雨により平年並みの大きさとなった。また、春以降の気温が高く、日照量が多かったため、糖度が高くみずみずしい梨に仕上がっている。

そのほかの上位入賞者は次の通り。(敬称略)
▽松阪農協理事長賞・松阪市議会議長賞=青木宣明
▽全農三重県本部県本部長賞・三重県園芸振興協会会長賞=西尾芳和
▽松阪地域農業振興協議会会長賞=谷口英志
▽松阪地域農業改良普及センター所長賞=阪井實
▽県印三重中央青果株式会社社長賞=田中嗣郎
▽四日市合同青果株式会社社長賞=佐藤忠已

田んぼに「夢」描く【JAいがほくぶ】

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                写真=田んぼに浮かぶ「夢」の文字

伊賀市森寺地区の田に浮かぶ、大きな「夢」の字が話題を呼んでいる。同市の伊賀地区農村青少年クラブのメンバーらが2年前から続けている田んぼアートで、これまで「絆」や「忍」などの文字を田に描いてきた。今年の漢字は「夢」で、5月にメンバーらが、コシヒカリとみえのゆめの2種類の米を使って製作した。文字は7月の下旬から浮かび上がりはじめ、近くを通る人を楽しませている。

この田の米の売り上げは、社会福祉協議会や、自然災害などで被害を受けた被災地などに寄付している。
 同クラブの末廣貴生さんは「これからも続けていくつもり。来年の文字を楽しみにしてほしい」と語った。

あきたこまち収穫スタート【JA鈴鹿】

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鈴鹿市で、2013年産「あきたこまち」の収穫が始まった。9日には、同市郡山町の伊藤登さんが所有する水田(同市越知町)約25アールで収穫を行った。
 伊藤さんは「収穫作業は大変だが、暑さに負けず頑張りたい」と話した。

同JAの営農指導員は「今後は落水時期を早くせず、白未熟米の発生に十分注意し、適期収穫に努めてもらいたい」と話していた。
 同JA管内では8月下旬から9月上旬に13年産米の収穫ピークを迎える。


写真=あきたこまちを収穫する伊藤さん

岩手の女性部へタオルで支援【JA多気郡】

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JA多気郡女性部明和支部斎宮地区は、明和営農センターで支援物資として岩手県の3JA女性部に送るタオルの梱包作業をした。参加した部員ら7人は、集まったタオルを箱から取り出し、変色してしまったタオルをより分け、きれいなタオルを梱包。JA三重中央会を通じJA新いわて、JAいわて花巻、JAおおふなとに寄附した。

東日本大震災から2年以上がたち、緊急的な支援物資が必要な時期は過ぎた為、3月に同地区で女性部として何か出来ることはないかと話し合った。部員の一人から「何にでも使える日用品のタオルを送ろう」という声が上がり、4月中旬から5月末まで同JA斎宮支店と明和営農センター、本店の生活福祉課で未使用のタオルの寄付を募ったところ、フェイスタオル300枚、バスタオル100枚が集まった。

梱包した箱の中には、タオルの他、部員が書いた手紙が添えられた。作業を行った部員らは「まだまだこれからも厳しい暑さが続くが、タオルはアイデアで何通りもの使い方ができる。被災者の方の生きがいや生きていく楽しみができたら私達もうれしい。ご協力いただいた多くの皆様に感謝したい」と話した。


写真=集まったタオルを梱包する女性部員

特産「香良洲梨」を収穫【JA一志東部】

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              写真=「香良洲梨」の収穫を楽しむ児童

津市立香良洲小学校の全児童243人は19日、JA一志東部香良洲梨部会が提供する体験農園で、地域特産の「香良洲梨」収穫体験を行った。
 同部会の小浜一正さんが「引っ張らずに、下から上に持ち上げると簡単にとれます」と収穫のポイントを説明。児童らは、周りの梨と比較し、大きくて熟している梨を選びながら一人2個ずつ収穫した。冷やした梨の試食を楽しんだ児童は「甘くて、みずみずしい」と笑顔を見せていた。

同校では、農業の大切さや地域の特産物を学ぼうと、9年前から同部会と県中央農業改良普及センターの協力で5年生と3年生を対象に体験学習(授粉・摘果・袋掛け)を行っている。収穫の楽しさを知ってもらいたいと6年前から全児童で収穫体験に取り組む。

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