Quantcast
Channel: 三重県あぐりニュース – JA三重中央会
Viewing all 168 articles
Browse latest View live

合併後初の集い/女性部・家の光愛読者のつどい&しんよやくフェスティバル【JAみえきた】

$
0
0

JAみえきた女性部と新予約共同購入委員会(田中英子委員長)はこのほど、四日市市文化会館で「2013年度JAみえきた女性部・家の光愛読者のつどい&しんよやくフェスティバル」を開き、管内各地から約1200人が参加した。
 昨年4月に三重県北部の4JA(旧くわな、ながしま、いなべ、三重四日市)が合併したことにより、管内の女性部、新予約会員の統一イベントとして初めて開催。新予約商品の普及、家の光の購読や普及及び内容紹介、女性部の輪の結集を目的に開催した。

同JAの小川英雄組合長が「地域に期待され、貢献できるJA組織を作る中で、地域や家庭で中心となる女性の力は、さらに重要なものになります」と挨拶。
 各地区の女性部役員5人が、昨年12月の「家の光読者のつどい」(JA三重中央会・JAみえ連絡会議主催)で行われた、「おとうとのこと」や「中原淳一の世界 ~心に花を咲かせて~」など、家の光に掲載された6つの詩を朗読した。この他にも「生きやすい生き方」と題して、歌手・俳優・演出家として活躍している美輪明宏氏を招いて記念講演を行い、楽しい話で会場を盛り上げた。

集いの終了後、同女性部の伊藤伊都子部長は「今回の企画は女性部だけでなく、皆さんの協力の下で、成功させることができました。このイベントで皆が一つになることができ、合併してよかったとの声を頂くことができました」と話した。
 同日の午前中には、しんよやく商品の販売が行われ、大勢の女性部員や班員で賑わった。また、昼食に新予約商品の材料を使った「チキン南蛮レモン風味」「白身魚ときのこのマヨ焼き」「里芋の味噌煮」と長島地域の箱寿司を配布した。参加した女性部員は「どの料理も、すべて美味しかったです。プログラムにレシピが載っていたので、家でも挑戦してみようと思います」と話した。


写真=壇上で挨拶する伊藤部長


「マルゴみかんジェル」デビュー/柑橘婦人部が監修【JA伊勢】

$
0
0


写真=規格外品の活用やPRに「マルゴみかんジェル」を販売

三重県のスーパー「ぎゅーとら」と一部取扱店でこのほど、南伊勢町特産の「マルゴみかん」を原料に使ったシロップ煮「マルゴみかんジェル」の販売が始まった。開発には、同JAマルゴ柑橘(かんきつ)婦人部が監修した。

同町では温暖な気候を生かした柑橘栽培が盛んで、同JAマルゴ柑橘部では、部員115人が約74ヘクタールの面積で温州ミカンなどを栽培する。同部が出荷する温州ミカンは「マルゴみかん」のブランド名で親しまれ、市場でも高い評価を得ている。
 「マルゴみかんジェル」は、PRや規格外品の活用などを目的に開発。同婦人部の監修のもと、県内の加工業者が製造・商品化した。「マルゴみかん」を丸ごと使用した濃厚な味わいが特徴だ。今後、パッケージの変更を検討するなど、改良を加える予定。1個150㌘入り。

同婦人部ではこのほかにも、昨夏に「マルゴみかんアイス」の販売を始めたほか、「マルゴみかん」のしぼり汁を原料にしたドレッシングの開発にも携わるなど、「マルゴみかん」のさらなるブランド力の向上と消費拡大に力を入れている。

ポイントたまる直売所が拡大/「いなべっこ」と「米ひろば」で3日から【JAみえきた】

$
0
0

JAみえきたは今月3日から、「JAファーマーズマーケット四季菜」9店舗で利用されている総合ポイント制度を、いなべ市の「JAファーマーズマーケットいなべっこ」、桑名市の「米ひろば」2店舗にも導入する。利用店舗が12店舗に拡大し、同JA管内ファーマーズマーケットでのポイントの相互利用が可能になる。

同制度は、利用者サービスの向上を目的に導入。カードの種類は、クレジット・キャッシュカード機能と一体のものと、ポイント付与機能のみのカードがある。
 ポイントは、JAの直売所で購入金額1000円につき8ポイントが加算されるほか、カードの新規発行や組合員加入時にも加算される。たまったポイントは、JAや直売所で利用できる商品券などに交換が可能だ。

1月27日から31日には、「いなべっこ」と「米ひろば」で職員がチラシを配布し、買い物客らにPRした。来店客は「昨年4月に合併してから、早くポイントカードができないか待っていた」「四季菜に行った時に、同じカードでポイントがためられるので、とても便利」と話すなど好評だ。
 同制度の導入を進めた同JA経営企画課の伊藤眞悟課長は「今後は利用者により良いサービスが提供できるように、制度を充実させたい」と話す。


写真=チラシを配り、ポイント制度について説明する職員(いなべっこで)

山口純奈さんが優勝/第3回松阪茶グランプリ【JA松阪】

$
0
0

松阪市と松阪市茶業組合はこのほど、松阪市嬉野図書館で第3回松阪茶グランプリを開いた。急須で淹れたお茶を飲むことが少なくなった子どもやその家族に、お茶への関心を高めてもらい、「松阪茶」ブランドを地元市民に知ってもらうことが狙い。地元の小学3年生から6年生の親子50組が出場し、筆記、お茶の淹れ方、利き茶の3種目のテストで競い合った。競技の結果、同市立松江小学校3年の山口純奈さんが優勝した。

筆記テストでは、茶の歴史や松阪茶について出題。淹れ方テストは子どもが挑戦し、茶業組合の組合員が、急須のふたの向きや茶葉の抽出時間、注ぎ方など10項目を審査した。利き茶テストでは、深蒸煎茶やほうじ茶、かぶせ茶など5種類のお茶の香りや味、色を親子で吟味した。
 優勝した山口さんは「特に淹れ方のテストは緊張したが、優勝できて本当に嬉しい」と笑顔で話した。

同茶業組合の村瀬成郎組合長は「イベントを通じて若い方にお茶のおいしさや文化を知ってもらうきっかけとなれば嬉しい。今後もお茶を身近に感じてもらうためPRに努めたい」と語った。
 「松阪茶」の名称は、松阪市西部の飯南・飯高地域で生産される深蒸煎茶に親しんでもらい、「松阪といえばお茶」とイメージしてもらえるようにと願いを込め、2010年度に公募で決定した。品評会でも、農林水産大臣賞など優秀な成績を収めている。


写真=審査員の前でお茶の淹れ方テストを行う参加者

津市の特産品消費拡大へ/津ぶっこ美味しいレシピin久居農林高校【JA三重中央】

$
0
0


写真=試食する参加者

ブランド化を目指す津市の農作物を使って、高校生が作った料理の試食会「津ぶっこ美味しいレシピin久居農林高校」が27日、津市久居東鷹跡町の久居農林高校で開かれた。
 試食会は、津市産の食材を幅広く使い、商品力のアピールや情報発信等で、消費拡大につなげようと、農産物生産者や消費者の代表らでつくる津市農林水産物利用促進協議会などが開いたもの。市内の食生活改善推進員も招いた。

同協議会は、2012年、ブランド化を推進する農林水産物13品目を「津ぶっこ」に選定。JA三重中央の特産品もキャベツや梨、茶など、多数が選ばれている。冬から春にかけて旬を迎えるイチゴ、キャベツ、自然薯、こんにゃくの4品目を材料にした。

同校生活デザイン科2年生27人が10班に分かれ、4品目の中から食材を選んで、和洋中いずれかのコース料理6、7品を調理した。試食した参加者が一番おいしいと感じた班に投票した。
 最優秀賞を受賞した班は、自然薯入りハンバーグやヨーグルトゼリーのイチゴソース添えなどを調理。「自然薯のシャキシャキした食感を残すように少し大きめに刻んだ」と工夫した点を話した。

同校の宮原伸代教諭は、「質の高い地元の野菜を使うことにより、料理も活きる。提供してもらった生産者には感謝している」と話した。

津の特産品で高校生が創作料理/「津ぶっこ美味しいレシピin久居農林高校」【JA三重中央】

$
0
0

ブランド化を目指す津市の農作物を使って、高校生が作った料理の試食会「津ぶっこ美味しいレシピin久居農林高校」が27日、津市久居東鷹跡町の久居農林高校で開かれた。
 試食会は、津市産の食材を幅広く使い、商品力のアピールや情報発信等で、消費拡大につなげようと、農産物生産者や消費者の代表らでつくる津市農林水産物利用促進協議会などが開いたもの。市内の食生活改善推進員も招いた。

同協議会は、2012年、ブランド化を推進する農林水産物13品目を「津ぶっこ」に選定。JA三重中央の特産品もキャベツや梨、茶など、多数が選ばれている。冬から春にかけて旬を迎えるイチゴ、キャベツ、自然薯、こんにゃくの4品目を材料にした。

同校生活デザイン科2年生27人が10班に分かれ、4品目の中から食材を選んで、和洋中いずれかのコース料理6、7品を調理した。試食した参加者が一番おいしいと感じた班に投票した。
 最優秀賞を受賞した班は、自然薯入りハンバーグやヨーグルトゼリーのイチゴソース添えなどを調理。「自然薯のシャキシャキした食感を残すように少し大きめに刻んだ」と工夫した点を話した。
 同校の宮原伸代教諭は、「質の高い地元の野菜を使うことにより、料理も活きる。提供してもらった生産者には感謝している」と話した。

写真=試食会の様子

営農経済渉外員が白菜・白ネギ・カボチャ出荷【JA鈴鹿】

$
0
0


写真=白ネギの出荷作業をする渉外員

JA鈴鹿の営農経済渉外員が今年度、鈴鹿市津賀町の西部営農資材センター近くの実習圃場約10アールで白ネギや加工用白菜、加工用かぼちゃを栽培し、出荷した。
 栽培にかかる売上や資材代など農家収支を意識した圃場実習を行うことで、営農指導・渉外活動の強化充実を図るのが目的。
 同渉外員らは、昨年度も圃場実習を行い、夏野菜や加工用白菜を栽培してきたが、本格的な出荷をしたのは今年度が初めて。

白ネギや加工用白菜は同JA管内で茶・植木生産者の複合品目の一つとして産地化を進めている作物で、年々栽培面積、生産者ともに増加している。一昨年には鈴鹿農協白ネギ部会、鈴鹿農協加工野菜部会が設立している。
 加工用かぼちゃは4月に播種、8月に出荷、加工用白菜は9月に植え付け、12月に出荷、白ネギは4月に種まき、6月に植え付け、1月に出荷し、同渉外員らは播種や植付、消毒、除草、収穫、出荷など一連の作業を経験した。

同渉外員は「自分たちで栽培することで生産者や栽培の苦労がわかった。今後に活かしていきたい」と話していた。

「えびすかぼちゃ」栽培説明会/生産は年々拡大【JA伊勢】

$
0
0


写真=プロジェクターを使い「えびすかぼちゃ」についての講義をする塩津主幹㊧

JA伊勢経済1課果実・野菜グループはこのほど、伊勢市にある同JA伊勢南部支店と小俣支店、玉城町にある玉城支店で、「えびすかぼちゃ」の栽培説明会を開いた。
 栽培希望者と同JA振興野菜部会の生産者ら、合わせて55人が参加。新規生産者の獲得と、既存生産者へのフォローが狙いだ。昨年度までは1会場のみで開いていたが、参加者が気軽に質問し、満遍なく指導できるよう、会場を分けた。

説明会では、JA全農みえの長谷川達哉調査役が市場情勢と今年度の出荷実績について報告。伊勢志摩地域農業改良普及センターの塩津嘉章主幹が、プロジェクターを使い、全国の主要産地や「えびすかぼちゃ」の作型、栽培管理のポイントなどを説明した。

同JA振興野菜部会では、伊勢市と玉城町で「えびすかぼちゃ」を栽培。生産規模は年々拡大しており、生産者数は2009年度の39人から13年度は64人に増加。栽培面積も倍増し現在は10㌶を超える。出荷実績や売上高も順調に伸びている。
 同JAの担当者は「県内の主要産地として、安定出荷を心がけたい。産地維持のためには、部会員同士のつながりが不可欠。現地研修会などの機会を増やし、情報交換と交流の場を提供していく」と話す。


伊賀米コシヒカリ、食味ランキングで3年連続「特A」認定【JAいがほくぶ】【JA伊賀南部】

$
0
0

日本穀物検定協会が行う2013年産米食味ランキングで、伊賀米コシヒカリが3年連続となる最高評価「特A」に認定されたことを受け、伊賀米振興協議会は17日、三重県伊賀庁舎で記者発表した。東海地域で唯一の「特A」認定となった。

伊賀米は、11年産米で初めて特Aの評価を得てから、毎年高い品質を維持してきた。昨年夏の高温やカメムシ被害で品質の低下が懸念されたが、生産者の水管理、適正な施肥、病害虫防除の取り組みにより、高品質な米に仕上がった。
 三重県伊賀農林事務所の芳尾知也主幹は「今年は3回目で喜びも大きい。伊賀米のさらなる品質の向上に取り組んでいきたい」と語った。

1996年にはJA全農みえ・JAいがほくぶ・JA伊賀南部・伊賀市・名張市・三重県が合同で伊賀米振興協議会を設立し、「伊賀米」のブランド化に取り組んできた。2004年には、高品質化に向けて、「伊賀米定義」と呼ばれる独自の基準を設け、種子の全量更新や農産物検査を受けてJAへ出荷することなど5項目をまとめた。

伊賀市と名張市からなる伊賀地域は、盆地特有の気温差が大きい気候と、かつては古琵琶湖(現在の琵琶湖)の湖底にあったとされ、植物が腐食し堆積した土壌などや水量が豊富なことを活かして米作りを行ってきた。
 2013年産食味ランキングでは、全国131産地品種について外観・香り・味・粘り・硬さ・総合評価の6項目で試験が行われ、38産地が5段階で最高評価の「特A」と評価された。


写真=「特A」の評価を受けた伊賀米コシヒカリ

【JAいがほくぶ】JAいがほくぶでは、特A評価を継続して獲得することが、産地としての安定した評価につながると考え、伊賀米の品質維持を営農指導の重要な目標のひとつに位置づけている。今後も、肥料農薬説明会や集落座談会などで、伊賀米定義の遵守や、伊賀米栽培ごよみに基づいた品質管理の徹底を生産者にお願いしていく。

同JA営農部米麦課の前澤佳弘主管補は、「継続して初めて真の評価になる。米の消費量が落ちてきている時代、特A評価は、消費者に選ばれる一つの基準になっていくのではないか。これからも品質を向上していけるよう、生産者・JA・行政が一体となってブランドの強化を図りたい」と決意を語った。
 伊賀市で「コシヒカリ」を栽培する中森久一さんは「3年連続で特Aというのは、伊賀米のイメージアップにつながる。JAが土壌改良などで熱心に指導してきたおかげ。産地としては、価格も大切だが、これからも伊賀米の品質アップを追求していきたい」と話し、認定を喜ぶとともに更なる品質追求に意欲を示した。


写真=伊賀市でコシヒカリを生産する中森さん

【JA伊賀南部】JA伊賀南部では、毎年7月に管内各地域で稲作後期管理現地研修会を開き、伊賀米の品質向上に取り組んでいる。
 研修会では、担当者が各研修田の生育状況を確認し、穂肥時期の確認と高温対策として水の管理など地域によって異なる栽培環境に合わせた指導をしてきた。

同JA営農部の大橋秀司部長は「生産者、JA、行政が一体となって3年連続評価を目指して頑張ってきた。これまで生産者の皆さんは伊賀米に誇りを持って栽培されてきた。3年連続「特A」の獲得は励みになる。今後も高品質米生産と、地域ブランドの確立に向けて取り組んでいきたい」と話す。
 名張市で「コシヒカリ」や「結びの神」など15ヘクタールを栽培する前田正澄さん(56)は、「今年も夏は暑く厳しい気候だったが、土壌診断などを受けて、肥培や水の管理など基本を大事にしてきた。伊賀米が美味しいと言ってもらえる米作りを続けたい」と意気込みを話す。


写真=「これまでの取組みが実を結び嬉しい」と話す前田さん

知事が大雪被害のハウスを視察【JA三重中央会】

$
0
0

今冬の豪雪被害を受けて、JA三重中央会は10日、玉城町で鈴木英敬県知事に対し、被害の補助や支援措置に関する緊急要請を行った。鈴木知事は同日、豪雪被害を受けた農業用ハウスを視察。倒壊したイチゴハウスを見て回り、農家やJA伊勢の担当者から現地の窮状を聴き取った。

実際の被害が予想を超えて広範かつ甚大であり、被災農家に対する追加の支援が必要不可欠なことから、同中央会の奥野長衛会長は、鈴木知事に要望書を手渡した。
 要望書の内容は
①農業用ハウス等の再建・修繕に係る「地方公共団体」の補助について、三重県負担分として必要な予算を速やかに措置すること。
②被災現場の窮状を十分に踏まえ、「支援措置」の拡充や「対策事務」の簡素化・迅速化等を図るよう、国に働き掛けること。
――の2点。
 奥野会長は「農家が一刻も早く営農を再開し継続できるよう、県に支援してほしい」と訴えた。

要望を受けた鈴木知事は「予算については3月の県議会に出す。支援措置などについては国に働きかけていく」と応えた。

県のまとめによると、2月14日を中心とした大雪による県内の農業被害額は、3月7日現在で約6億8800万円に上る。このうちハウスの倒壊など農業施設の被害が約5億5900万円を占めている。
 同中央会は11日、豪雪被害対策について、県議会に対しても同様の要望を行う予定。


写真=雪害の状況を確認する鈴木知事(右から2人目)と奥野会長㊨ら

女性部が加工部会を発足【JA伊賀南部】

$
0
0

JA伊賀南部女性組織連絡協議会は5日、名張東支店で「JA伊賀南部女性加工部会」の発会式を開いた。4月上旬の加工品の製造・販売を目指す。
 同加工部会には女性部員17人が参加。「食」と「農」を結びつけ、地場産と新予約商品などを使って安心・安全な加工食品を作って販売し、地域に密着した活動を目的とする。

加工部会の立ち上げは、昨年11月に開催したJAまつりで、白餅とぜんざいを販売し、200食を完売したことがきっかけ。その実績から、女性部内で加工品を作って販売してはどうかとの話が出た。部会員の一人は「ぜんざいを販売して、“おいしい”と言ってもらい嬉しかった」と振り返る。
 部会員は、「皆で作って販売することは、それぞれが持っている家庭や地域のの伝統の味を継承することとなる。皆さんに喜んでもらえるような活動を行っていきたい」と話す。

今後は、草餅やひし餅など季節に合わせた餅や、赤飯などを販売していく予定だ。

イチゴ高温対策確認/雪害支援への要望も【JA多気郡】

$
0
0

JA多気郡いちご部会は6日、多気営農センターでいちごの中間期・高温期対策の目ぞろえ会を開いた。同JA管内では、32戸の生産農家が約3・3㌶で栽培している。参加した生産農家14人が参加した。

松阪地域農業改良普及センターの職員が、気温が高くなってくる時期のいちごの熟度や肥培管理について説明した。「色づきを見て少し早目に収穫し、定期的に液肥を入れて食味の低下を抑えると良い」と話した。

同部会の西崎和宏部会長は「2月の雪害が多気郡でも出ている。大変な時だが前を向いてがんばっていこう」と挨拶した。また、北出芳和副部会長は「年金をもらいながらイチゴやトマトを栽培している生産農家は、この雪害で栽培をやめようとしている人が少なくない。国や農業共済、JAには、資金の融通など、農家を続けてやっていこうと思えるような施策を期待する。生産農家には1日でも長く出荷してもらいたい」と話した。
 同JA管内ではハウスが崩壊するなどイチゴだけで13戸の農家が大雪による被害を受けている。


写真=出荷基準を確認しあう生産者

ファーマーズ、食で被災地を応援【JAみえきた】

$
0
0

東日本大震災からの復興を食を通じて応援しようと、三重県いなべ市のJAみえきたファーマーズマーケット(FM)「いなべっこ」で、8日から10日までの3日間、岩手県と福島県のFM4店舗の商品を店頭で販売した。

この企画は昨年から行っており、今年で2回目。きっかけは、毎月1回東京で行われる「ファーマーズマーケット戦略研究会」の会員店舗による情報交換会への参加。他県のFMが、平成24年から東北の商品を販売しているのを聞いて取り入れた。

商品は「喜多方らーめん」「あまざけ」「福島のソース」など約20種類。来店客は「東北地方の美味しいものが手に入ってうれしい。ほんの少しですが、復興に協力できたらいい」と話していた。
 同JAの近藤安生さんは「この企画は来年もずっと続けていきたい。3月だけでなく、1年中食を通じて応援します」と話す。
 今後は、生鮮食品や果物などを入荷して随時販売する予定だ。


写真=商品を選ぶ来店客

水稲種子 温湯消毒始まる【JA鳥羽志摩】

$
0
0

JA鳥羽志摩は今月3日から、同JA育苗センターで、水稲種子の温湯消毒を始めた。初日の作業では、JA経済部職員とアルバイト合わせて6人が「コシヒカリ」「あゆみもち」など4品種の種子5200箱(876㌔)を消毒した。

温湯消毒は、農薬を使わず60度の湯にうるち米は10分間、もち米は6分間漬け込み、その後しっかり冷却し11度から12度の真水に約10分間浸す。ばか苗病やいもち病など種子伝染や病害に対し、農薬使用と同等の殺菌効果が期待できる上、環境に優しく消費者に安全・安心な米を提供できることがメリットだ。

同JA経済部営農指導販売課の担当職員は「水管理や温度調整を徹底し、生産者に喜ばれる健全な苗作りに努めたい」と話す。
 同施設では、3月26日までに4回に分けて、約2万箱の種もみを温湯消毒する予定。


写真=徹底した管理体制で温湯消毒を行うJA職員ら

イチジク株枯病 接ぎ木して防ごう【JA一志東部】

$
0
0

JA一志東部イチジク部会は3月20日、株枯病対策として接ぎ木講習会を松阪市曽原町の曽原新田公会所で開き、部会員6人が参加した。
 同部会は、昨春から、接ぎ木による栽培方法を試験的に導入。抵抗性品種の「イスキア・ブラック」「ネグローネ」の株を台木に使用し、従来の品種「桝井ドーフィン」を接ぎ足すことで、株枯病の抵抗性が期待される。

講習会は、県中央農業改良普及センターの山上尚史主幹が「接ぎ穂と台木の形成層どうしを重ね合わせるように」と接ぎ木(切り接ぎ・腹接ぎ)や台木の処理(切り接ぎ・腹接ぎ)などを指導。部会員らは、3月下旬から4月上中旬に行う接ぎ木方法を学んだ。
 JA営農指導課の甚野充範営農指導員は「株枯病は深刻な問題。現在は、圃場の一部が試験的に行っているが、株枯病の被害が見られるところは接ぎ木に変えていきたい」と普及拡大を検討している。
 同部会は、12人が2㌶で栽培し、県内を中心に約40㌧の出荷を行っている。

株枯病は、土壌病気で感染力が強く、感染したイチジクは商品価値がなくなる。1981年頃に確認されてから、現在は全国的に被害が拡大し農家を悩ませている。


写真=接ぎ木の方法を指導する山上主幹(左から2人目)


防犯ボランティア支援品 県警に贈呈【JA共済連三重】

$
0
0


写真=目録を渡す花井本部長㊨と受け取る柏尾生活安全部長

JA共済連三重は20日、三重県警に防犯ボランティア支援品「パンチングバルーン」100個を贈呈した。JA共済が取り組む社会貢献活動の一環で、地域の自主的な防犯活動を支援し、子どもが安全・安心に生活できる地域社会づくりに役立ててもらうことが目的。同県本部では、毎年、交通安全の教育資材などを贈呈しているが、防犯を目的にした支援品の贈呈は、今回が初めて。
 県警本部で行われた贈呈式では、同県本部の花井雅弘県本部長が県警の柏尾泰宏生活安全部長に目録を手渡した。

県警では、2010年度から「子ども安全・安心の店」制度を始めており、パンチングバルーンは、認定を受けた「子ども安全・安心の店」の事業所に設置するもの。強くたたいても起き上がる構造で、子どもが普段から触れることで「危険を感じたときに駆け込める安全な店」を強く認識させる。13年度までに県内の商店など105事業所に設置されている。

花井県本部長は「このパンチングバルーンを子どもの安全を守る活動に生かしてほしい。今後もJA共済では安全・安心な地域社会づくりに貢献していきたい」と話した。
 柏尾生活安全部長は「日頃の社会貢献(CSR)活動に加え、資材も寄贈いただきありがたい。県警は今後も防犯ボランティアの支援を続けていきたい」と話した。

活用ガイド「シード」を制作【JA一志東部】

$
0
0


写真=JA利用のきっかけのために作ったご利用ガイド

JA一志東部は、JA組合員や利用者など、よりたくさんの人にJAの事業について理解を深めてもらおうと、ご利用ガイド「シード」1000部を制作した。新規顧客の訪問やPRツールの資材として活用していく。また、4月上旬から管内の各支店や事業所などに設置する予定だ。

名称の「シード」は、英語で「種」を表しており、情報の原点というメッセージを込めて付けた。規格は、B6サイズの20ページで、事業内容をはじめエリアマップ、地域の特産物などを紹介。
 同JA企画課の鈴木鋭二課長は「地域住民にJAの事業運営を知ってもらうことで、JAが身近な存在になれるようアピールしていきたい」と話す。

土壌医2級に合格【JA三重中央】

$
0
0

JA三重中央営農部TACの深谷大輔課長代理=写真=は、同JAで初となる土壌医検定2級の資格を取得した。土壌診断と施肥改善、作物育成改善などの知識を兼ね備えた土づくりのプロを育成しようと、2012年度から日本土壌協会が実施する検定で、今年度、2級は1065人が受験。172人が合格し、合格率は16・2%だった。

深谷課長代理は、TACが地区別に行っている土作り研修会の講師をする際に、資格を取得していると説得力があり、農家の悩みを改善できるのではないかと思い、合格に向け、勉強を進めてきた。
 検定の合格を受け、深谷課長代理は「良い作物を作るためには、良い土作りが必要。営農指導員として農家に貢献できるように頑張りたい」と話す。
 今後の目標については「土壌には明確な答えがない。日々勉強と経験を重ね、1級取得を目指していく」と語った。

国益・聖域なきTPP反対!/県下で3日間統一行動【中央会】

$
0
0

JAグループ三重は21日から3日間、県内12JAと中央会・連合会が県内各地で、国益・聖域なきTPPから「食・くらし、いのちを守る!」一斉活動を行った。県内主要駅や街頭、ファーマーズマーケットなどで、県民に向けたPRを展開。大きなヤマ場を迎えるTPP交渉が、日々の食やくらしに与える影響を広く県民に示すとともに、総合事業で地域を支えるJAの取り組みを周知する。

これに合わせてJAグループ三重は、車両用のマグネットシートを作成した。
 デザインは角型、丸型の2種類。角型には「三重産をもっと食べよう!」の文字とともに県内JAの特産物を鮮やかな写真でPRする。丸型は「地域のくらしを応援します!」として、農家とJAグループの職員が地域を支えている様子をイラストで伝える。今後、県内各JAで合計100台の業務車両に貼って運動を盛り上げる。

また、街頭宣伝等では、ポケットティッシュやマスク、地域住民向けコミュニティ誌「JAみえじかん」を使って活動した。JA三重中央会と各連合会は、22日朝に津駅西口でそれぞれ1000個を配布した。

JA三重中央会の奥野長衛会長は「国益・聖域なきTPPは断固として認めない。三重県内のJAが足並みをそろえて運動に取り組むことで、地域のみなさんに三重県の農業とJAへの理解をしっかりと訴えていきたい」と話した。


写真=県内JA一斉活動で使用するマグネットと使い捨てマスク

国益・聖域なきTPP反対/街頭宣伝で農業への理解求める【中央会】

$
0
0

JAグループ三重は22日、国益・聖域なき環太平洋連携協定(TPP)に断固反対し、TPPに関する国会決議を実現しようと、津市の津駅前で街頭宣伝活動を行った。24日に安倍首相とオバマ大統領の日米首脳会談を控え、TPP交渉が重大な局面を迎える中、TPPの問題点や食・くらし、命を守るJAグループの活動について、県民に広くPRすることが狙い。
 街頭宣伝活動では、国会決議の遵守を求めるポケットティッシュや使い捨てマスク、地域の農産加工品を紹介するコミュニティ誌「JAみえじかん」をそれぞれ1000個配布した。

PR資材を受け取った70代の男性は「50年にわたって農業に携わり、安全でおいしい米や野菜を消費者に届けている。日本の産業は、農業から発展してきた。農業だけでなく、地域も壊すTPPには反対だ」と話した。

JA三重中央会の池村均専務は「今が、TPP交渉で国益・聖域が守られるかどうかの最大のヤマ場だ。JAグループをあげて、食・くらし、命を守る運動を行っている。県民の皆さんには、TPPを正しく理解し、JAの活動に協力をお願いしたい」と訴えた。

Viewing all 168 articles
Browse latest View live