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Channel: 三重県あぐりニュース – JA三重中央会
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島田ビワ出荷スタート【JA一志東部】

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三重県内一のビワの産地として知られる、松阪市嬉野島田町の特産品「島田ビワ」の出荷が、16日から始まった。販売は、地元農家17戸で組織する「島田びわを育てる会」が同町内で開く「兄弟(おととい)市」で26日ごろまで行い、約3.5トンを直売する。
 今年は、冬場の冷え込みで若干生育が遅れたが、霜や害虫の被害がなく、品質は上々に仕上がっている。品種は、甘みが強い「茂木」を中心に「田中」「大房」を栽培している。

同町は、すべての家にビワの木があることで知られ、1935年ころから、特産品の一つとして生産・販売していた。生産農家が減少した1980年ごろを境に一度途絶えたが、無農薬果実が脚光を浴びるようになった1996年に地域の農産物を広げようと同会を結成。生産者は、無農薬栽培や品質管理に努めるなど、甘くて、みずみずしい島田ビワに誇りを持っている。

直売は、午前7時の販売開始前から県内外の消費者が訪れ、長い列が出来ている。1キロ1200円で販売し、連日1時間で完売するほどの人気を呼んでいる。
 三浦君夫会長は「収穫期間は短いが、甘みたっぷりの旬の島田ビワをたくさんの方に食べてもらいたい」と話す。


写真=ビワを求め列を作る消費者


JA健康寿命100歳プロジェクトボランティアフォロー研修会【中央会】

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JA三重中央会は23日、JA三重中央ふれあいセンターで「JA健康寿命100歳プロジェクトボランティアフォロー研修会」を開いた。5JAの助け合い組織の会員やJA職員ら35人が参加。今年度は、従来行ってきた「高齢者福祉活動」に加え、「健康増進」としてJA健康寿命100歳プロジェクト(県版)の取り組みであるレインボー体操も盛り込んだ。

研修では、三重県レクリエーション協会の鈴木寿子副会長が福祉レクリエーションについて講義。参加者は実技で楽しみながら歌を交えて手足の運動につながるゲームやベルハーモニーの演奏など、誰でも参加できるレクリエーションを学んだ。
 健康寿命については松阪中央総合病院健康管理施設エポックの瀧川喜一施設長らが「健康寿命をのばす日頃の心がけ」と題して講演。健康寿命を縮める要因の一つである高血圧や認知症の予防法について説明した。

参加した助け合い組織のメンバーは「日頃の簡単な運動で予防できることがわかった。ふらっとほーむでのレクリエーションで活用していきたい」と話した。
 研修会は27日にJA松阪本店でも開き、7JAから41人が参加する予定だ。


写真=ベルハーモニーを演奏する参加者

伊勢茶新商品「かぶせ茶」発売【JAみえきた】

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写真=記者発表会で「かぶせ茶」をPRする小川組合長(右から2人目)ら

JAみえきたは4日、三重県ブランドで伊勢茶の新商品「かぶせ茶(ペットボトル)」の発売を発表した。「かぶせ茶」本来のまろやかで甘味のある風味に仕上がっているのが特徴だ。

四日市市総合会館で開かれた記者発表会では、同JAの小川英雄組合長が「地元の特産茶葉を使って、急須で入れたときの味に近づけた。茶農家に元気になってもらうため、お茶の消費を促していきたい」と述べた。
 今回発売する「かぶせ茶」は、水沢茶農協の協力を得て造られ、原料はかぶせ茶葉の一番茶のみを使用。ボトル一本当たり、茶葉を2~3㌘使用するのが一般的だが、風味をより強く生かすため、5㌘を使用している。

三重県のお茶は、静岡県、鹿児島県に次ぐ全国3位の生産量で、同JAの特産物となっている。中でも、四日市市水沢地区で生産されている「かぶせ茶」は、全国1位のシェアを占める。新商品の発売で、お茶の消費拡大とともに、地産地消の推進を図り、茶農家を応援していく。売り上げの一部は、社会福祉協議会に寄付される。

1本500mlで100円(税込)。同JAの各支店窓口、各営農センターの他、JAファーマーズマーケット「四季菜」「いなべっこ」「米ひろば」の各店舗等で購入できる。

「えびすかぼちゃ」初出荷【JA伊勢】

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JA伊勢振興野菜部会は9日、「えびすかぼちゃ」を初出荷する。2014年度産は天候や病害虫による被害が少なく、積算温度も十分。皮も黒々として良質な味が期待できる。

出荷を控えた7日、同部会は玉城町のJA玉城選果場で、目ぞろえ会を開いた。部会員らは、カボチャを手に取り、日焼けや傷の状態などを見ながら、出荷規格と品位基準を確認した。
 目ぞろえ会では、同JA経済1課の職員が収穫や出荷における注意点などを説明した後、県内出荷先の担当者が市場情勢などを報告した。同部会は今後、日焼け対策、排水管理を徹底し、より品質の高いカボチャの出荷に取り組む方針だ。

同部会では、伊勢市と玉城町の農家64戸が約10ヘクタールの面積で「えびすかぼちゃ」を栽培。同JAオリジナルブランド「伊勢やさい」の一つとして、県内や名古屋、大阪市場へ出荷する。
 同部会の亀田隆弘部会長は「全国各地の産地と比べるとまだ規模は小さいが、目ぞろえ会を通して部会全体で高品質なカボチャを出荷できるよう、意識の統一を図りたい」と話した。


写真=「えびすかぼちゃ」の目ぞろえをする部会員ら

ドレッシングセット限定販売【JA伊勢】

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写真=規格外品を利用した「JA伊勢プレミアムドレッシングセット」

JA伊勢は、地元企業と連携して同JA特産の農産物を原料に使った「JA伊勢プレミアムドレッシングセット」の販売を始めた。同JA各店舗などでお中元等のギフトとして限定1000セットを販売する。
 同JAでは、2013年に策定した第9次中期経営計画の主要方針に「農家所得の向上を目指した営農支援への取り組み」を定めている。ドレッシングの販売は、その主要方針の具体策である「加工品開発・農商工連携等の取組強化」にあたるもので、JA管内農産物のPRと規格外品の活用による農業生産の拡大を目指す。

セット内容は、同JAがブランド化する青ねぎ「ねぎらいねぎ」と「伊勢っ娘ねぎ」のほか、特産の「次郎柿」「桃太郎トマト」「伊勢茶」「マルゴみかん」を使用した計6種類。各種農産物の特徴を生かした味付けになっている。「次郎柿」には隠し味にシナモンを使用するなど趣向を凝らす。また、「マルゴみかん」は、これまで「マルゴみかんアイス」や「マルゴみかんジェル」といった加工品を手掛けた同JAマルゴ柑橘婦人部が監修した。

JAの担当者は「加工品の開発は、新たな価値を創造する手段のひとつ。規格外になった農産物を活用することで、ブランド力や生産農家所得の向上につなげていきたい」と話す。

価格は1セット(200ミリリットル×6本)3240円(税込)で賞味期限は6カ月。購入やお問い合わせはJA伊勢経済部営農振興課(電)0596(62)2281まで。

伊賀牛、アメリカデビューへ

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三重県は2014年度、県産ブランド牛肉の輸出を拡大しようと「海外市場向け三重県産ブランド牛肉輸出モデル事業」を展開している。この事業の一環で、伊賀産肉牛生産振興協議会は24日、伊賀市のJA全農みえ伊賀家畜市場で「伊賀肉」の米国初輸出に向け出発式を行った。

同事業は、米国や欧州連合(EU)諸国をターゲットに市場開拓調査や商談会、試食会を開催。少子高齢化で国内消費の減少が予想されるため、ブランド「松阪牛」「伊賀牛」の海外での販路拡大が狙いだ。
 出発式には生産者、JA、県、全農みえなどの関係者が出席し、伊賀牛を載せたトラックを見送った。伊賀牛は伊賀市、名張市で12カ月以上肥育した黒毛和種雌の未経産牛。今回は、奥田ゴールドファーム㈱(名張市)と、㈲中林牧場(伊賀市)で肥育した2頭を試験的に輸出する。米国の認定を受けた群馬県の処理場でと畜・加工し、8月上旬に空輸する。

8月25日(現地時間)に米国ワシントン州在シアトル総領事公邸で開く、「伊賀肉」お披露目イベントで提供。イベントは、県が企業・団体などと14年3月に設立した三重県農林水産物・食品輸出促進協議会が主催する。現地高級レストラン関係者やバイヤー、食肉卸売業者ら約100人が参加する。14年度末には、バイヤーを同県の生産現場へ招き、商談会を行う予定だ。

同協議会の会長を務める、伊賀市の岡本栄市長は「三重ブランドとしてアメリカへ輸出できるのは頼もしく、うれしい。TPP交渉や飼料高騰など畜産を取り巻く状況は厳しいが、品質の良さで打ち勝っていきたい」と話した。
 生産者の中林真一郎さんは「地産地消だけでは産地は守れない。もしTPPで海外からの安い輸入牛肉が入ってきても、恐れるだけでなく、海外に販路を求めることでチャンスに変えていきたい」と意欲的で、JAいがほくぶの松生憲一組合長も期待を寄せる。
 同じく生産者の奥田能己さんは「少量でも高級レストランへ“限定”で輸出することでブランドの強みを生かすことができる」と自信を見せた。


写真=中林さん㊧と松生組合長

国の成長戦略は、牛肉の輸出額を20年までに現在の5倍に当たる250億円まで拡大することを目指し、13年3月にはEUへの輸出が認められるなど成果を上げている。同県も13年2月にはシンガポール、5月にマカオに輸出した実績がある。

くらしの活動強化へ事業戦略フォーラム【中央会】

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協同活動の実践によるJAの再構築を進めようと、JA三重中央会は24日、津市のプラザ洞津で「JAくらしの活動事業戦略フォーラム」を開いた。県内JA・中央会・各連合会の役職員ら55人が出席した。2012年11月に開かれた第41回JA三重大会の実践の一つである「協同組合活動で築く豊かなくらしの実現」の決議を受け、昨年度に引き続き2回目の開催。県内JAのくらしの活動の取り組み強化を図ることが狙いだ。

JA三重中央会の池村均専務は「本フォーラムでくらしの活動の必要性を改めて認識し、JAの総合力を生かした、変化に対応できるJAづくりを地域特性にあわせて実践して欲しい」と挨拶した。

フォーラムでは、滋賀県立大学環境科学部の増田佳昭教授が「くらしの活動で元気なJAづくりを」と題して講演。「JAくらしの活動で、もう一度組合員とのつながりを強めることが必要」と話し、事業拠点・組織拠点となる支店を単位とした取組みの有効性を示した。また、組織活動の活発性と支店の業績には相関関係があることなどが紹介された。


写真=組織活動の活発化を呼びかける増田教授

“ニンジャビーフ”で海外へ/伊賀産肉牛生産振興協議会総会【JAいがほくぶ】

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伊賀産肉牛生産振興協議会は25日、JAいがほくぶ本店で第52回総会を開いた。畜産農家や関係者ら46人が参加した。

同協議会会長で伊賀市の岡本栄市長は「このほどアメリカに輸出した2頭の伊賀牛だけにとどまらず、ブランドである伊賀牛を“ニンジャ ビーフ”などの名称で、国内だけでなく海外にもどんどん出していきたい」と意気込みを語った。
 同協議会では、24日に、三重県の県産ブランド牛肉の輸出モデル事業で、伊賀牛2頭をアメリカに輸出したばかり。これを皮切りに、海外に伊賀牛を売り込む「攻めの畜産経営」を目指す。

総会では新たに、伊賀牛であることを証明する「伊賀牛証明書」の発行が提案され、2014年9月1日販売分から、希望購入者に対し、1頭につき1枚500円で販売することが決まった。なお、年に4回行う伊賀牛の共励会に出品された牛を購入した際には、例外的に無料で発行される予定だ。


写真=伊賀牛ブランドの発展を目指す岡本会長


ブドウ目ぞろえ/「シャインマスカット」贈答用に試験販売【JAいがほくぶ】

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JAいがほくぶぶどう部会は29日、同JA上野西総合支店で出荷目ぞろえ会を行った。ブドウ生産者や市場関係者ら15人が参加し、伊賀産の「巨峰」や「伊賀乙女(安芸クイーン)」「シャインマスカット」の情勢や出荷規格、出荷日程などについて確認した。

今年は、少々色づきが遅れているものの、日照時間、気温共に平年を上回る気象だったため、全品種とも平年並みとなる約6トンの収穫量を見込んでいる。8月5日~10日の月遅れ盆前にピークを迎える。

目ぞろえ会では、出荷日程を確認した後、箱詰めしたサンプルのブドウの色をカラーチャートと見比べながら、規格・等級等の確認作業や糖度の測定を行った。農家らは市場関係者らと「この色と大きさで特秀になるか」「まだ色が乗り切ってないな」などと話しながら、真剣な面持ちで確認していた。

比較的新しい品種の「シャインマスカット」は、これまでも同JA管内で生産を行ってきたが、今年から試験的に贈答用としての販売を始めるため、専用の化粧箱を製作する。
 部員らは、果実の設定重量や、よりブドウの実を美しく見せる箱の形状や色など、細かく検討した。その結果、600~700㌘の果実が入る大きさで、キャラクター「伊賀丸くん」と「シャインマスカット」のイラストが入ったデザインを選んだ。今後、箱が製作され次第、贈答用の販売を始める予定だ。


写真=ブドウの色と大きさを確認する参加者

食農教育の指導者養成へ研修会【中央会】

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JA三重中央会は7月31日、松阪市森林公園で、2014年度食農教育実践研修会を開いた。県内JAの食農教育担当者ら27人が参加し、野外での米粉を使った調理実習と活動計画の立て方について学んだ。野外での実習も含めた実践型の研修会の開催は、昨年に続き2回目。あぐりスクールや農業体験教室、小学校への出前授業などで、より新しい企画や魅力ある野外活動を展開するため、指導者を養成することが狙いだ。

野外調理実習では、竹の棒を使って炭火で焼く米粉のバウムクーヘンの作り方を学び、参加者は慣れない竹の扱いと炭火の熱に苦戦しながら焼き上げ、子どもたちを対象にしたときの進め方や注意事項を確認していた。
 研修では、静岡大学大学院の稲垣栄洋教授が「魅力ある食農教育活動計画の立て方について」と題して講演。稲垣教授は「学校の先生のようにすべてを教えなくても良い。JA、農家らしさを大切に、子どもたちに知るきっかけを与えることが大切」と話し、実演を交えて子どもたちへ話しかけることの重要性を説明した。

今後、県内JAでは親子を対象にした収穫体験教室や食農教育イベントが続々と開催予定で、参加者は研修で学んだことを生かし、地域の特徴を生かした食農教育活動を実践していく。


P=竹を回しながら米粉のバウムクーヘンを焼く参加者

早場米「あきたこまち」収穫スタート【JA三重南紀】

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写真=「あきたこまち」を収穫する中西さん

JA三重南紀管内では、県内トップを切って早場米「あきたこまち」の収穫が始まっている。紀宝町の中西和益さん(67)の田では5日、同町の農家4戸が共同で管理する1・9ヘクタールのうち、中西さんが3月29日に植えた30アールで収穫を行った。収穫時期は当初、昨年と同じで例年よりはやや早めの今月2日を予定していたが、雨のため順延となった。

今年も昨年同様、水害もなく天候にも恵まれて生育が進み、品質は良好という。昨年は4戸で6.3トンを収穫したが、今年は面積を40アール拡大したため、1.2トン増収の7.5トンを見込んでいる。中西さんが収穫した米は、8日にライスセンターで検査をした後、「新米あきたこまち」として販売する。
 中西さんは「稗(ひえ)を取ったり、鳥を追い払うのに少し苦労はしたが、品質の良い米ができてよかった」と話す。

同JA管内で収穫された三重県産早場米は、中元など贈答用として、各方面からの問い合わせも多く、毎年すぐに完売するほどの人気。7日から、同JAの購買店舗の窓口とJAファーマーズマーケット「ほほえみかん」で5キロ2150円(税込)で販売する。

(日本農業新聞2014年8月6日付)

伊賀「白鳳梨」大きさ・甘み十分【全農みえ】

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写真=白鳳梨の選果作業をする関係者

JAいがほくぶ管内の伊賀市羽根地区の白鳳梨生産組合で5日、特産のブランド梨「白鳳梨」の出荷が始まった。
 初日は約8トンが出荷され、組合員ら40人が選果や箱詰めなどの出荷作業を行った。同生産組合の門脇弘宜組合長は「今年は十分な日照時間と適度な降雨があり、順調に生育がすすんだ。シャキッとした食感と果汁たっぷりで甘みの凝縮した、おいしい『白鳳梨』をぜひ味わってほしい」と話す。

「白鳳梨」は、生産農家16戸が約10ヘクタールで栽培する。昼夜の寒暖差が大きく雨の少ない盆地特有の気候を生かし、有機肥料を中心とした土づくりや、袋かけをせずに日光をたっぷり当てる無袋栽培で育て、果汁が豊富で糖度が高いのが特徴だ。
 8月下旬ごろまでは「幸水」、以降は「豊水」に切り替わり、出荷は9月下旬ごろまで続く予定。約250トンを県内や関西市場に出荷する。同組合の直売所でも販売し、贈答用として全国への宅配も受け付ける。

自民党県連に自己改革の取組支援要請【JAグループ三重】

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JA三重中央会と三重県農業団体農政対策本部は6日、津市の三重県自由民主会館で、自民党の県議会議員らに農業政策や予算について要望した。
 中央会・連合会役員や、県議会議員、県選出国会議員秘書など39人が出席。「農業改革」への支援や、園芸生産振興に係る「価格安定制度」の拡充などを求めた。

同中央会の奥野長衛会長は「全国規模の集会よりも、まずは地元の市町村・県議会議員・県選出国会議員へ、正しい農業情勢をお伝えすることが大切だ」とあいさつした。

要望は、
①農業・農協の自己改革の取組支援
②園芸生産振興に係る「価格安定制度」の拡充
③農業近代化資金に係る県利子補給の都度承認化
④スーパーS資金の預託原資供給方式の簡素化・見直し
⑤地域医療を守る厚生連病院に対する支援の強化
 ―の5項目。

特に農業・農協改革では、担い手へのきめ細やかな個別事業対応ができるよう「農業改良普及センター」や「県農林水産事務所」の指導強化、米需給改善のための飼料専用品種の種子確保、関連施設の整備に係る交付金枠の確保、地域流通システムの構築などを緊急に支援するよう訴えた。

県連の西場信行議員は「現場の声を中央に伝える必要がある。営農指導の体制強化には、県農業改良普及員が役場やJAに常駐するなどの検討も必要」と話した。


写真=あいさつする奥野会長

県の産業振興“女子力で”/みえ・花しょうぶサミット【中央会】

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JAみえ女性連絡会議と県内の産業5団体の女性組織は8日、津市のJA三重ビルで「みえ・花しょうぶサミット」を開いた。昨年に続き2回目。参画団体の代表者ら94人が参加し、若手女性の活動発表やグループワークを通じて交流を深めた。

同サミットは、女性のネットワークを深め、女性の社会進出や能力を活用することで三重県の産業振興につなげようと、2013年4月に発足。県内のJA、漁協、経営者協会、商工会議所、商工会、中小企業団体の各女性組織で構成し、自主的に運営するのは全国的に珍しい。

事務局でJAみえ女性連絡会議の井川洋子会長(=写真)は「若手女性会員の力と、これまでの会員の経験を生かし、今後活躍の場を広めていきたい」とあいさつした。

三重県の鈴木英敬知事(=写真)は「常に思考を止めず、工夫して実践することが大切。サミットを通じて、女性の活躍を推進し、発展するきっかけになれば」と話し、女性の力発揮に期待した。

サミットでは、参画団体の若手会員による活動発表や、「女性のパワーで地域を元気にする」をテーマにグループワークも行われ、参加者らは熱心に議論した。
 今後は、女性の意見発表の場を創出するなど、キャリアの枠を越えて交流することで、女性のさらなる社会での活躍促進につなげる。


写真=グループワークで女性の力を発揮した地域作りについて話し合う参加者ら

伊勢いもキャラクター「いせいもん」誕生【JA多気郡】

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全国に伊勢いもを普及し、消費拡大を目指そうと、JA多気郡は三重県立相可高等学校や多気町役場と連携し、伊勢いものキャラクター「いせいもん」を製作した。

 「いせいもん」は、相可高校の女子生徒がデザインしたもので、伊勢いもの葉を髪の毛に見立て、ごつごつした肌が特徴。かわいらしい顔をしたお医者さんだ。伊勢いもが滋養強壮に効果があり、身体に良いことを表現している。家族は父親と姉妹が2人いる。名前は一般公募で決定した。

JAが商標登録し、今年秋から始まる伊勢いもの出荷時に、いせいもんのイラストのシールを箱に貼ってPRしていく。
 同JA営農部の北川敏久部長は「伊勢いもは丸くてゴツゴツするので皮はむきにくいが、他にはない粘りと栄養価の高さが特徴の芋。すりおろして食べるのが一番美味しい。「いせいもん」というキャラクターで全国の人に知ってもらい、美味しく食べていただきたい」と話した。

相可高校は10年前からJA、多気町と連携し、三重県の伝統野菜で多気町の特産品でもある伊勢いもの栽培研究や料理研究に取り組み、研究発表を行っている。


松阪肉・伊賀肉が当たる!三重県産新米キャンペーン【全農みえ】

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JA全農みえ米穀課が全国規模で展開する、2014年産「おまたせしました!三重県産新米キャンペーン」が始まった。10月31日まで、全国の取扱小売店やスーパーなどで実施する。
 米の消費拡大をはかり、「三重のコシヒカリ」「伊賀米コシヒカリ」など県産米ブランドの知名度向上と販売拡大につなげる。今年で14年目で、応募総数は例年3万通を超え、消費者にも浸透してきている。

キャンペーンでは「松阪肉」「伊賀肉」「結びの神」が抽選で合計300人に当たる。米袋の応募シールや店頭POPで消費者に告知し、米穀卸売業者と連携してスーパーなどで積極的な販売促進活動を行う。

問い合わせ先は、JA全農みえ米穀課、(電)059(229)9084まで。

農協改革の対応協議【中央会】

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JA三重中央会は19日、津市のJA三重健保会館で「JA改革審議会」を開いた。中央会・連合会の役員や有識者ら15人が出席。政府の「農林水産業・地域の活力創造プラン」を踏まえ、JAグループ三重の農協改革への対応を協議した。
 同審議会は今後も随時行い、12月までにJAグループ三重の自己改革案に対する考え方と営農経済事業強化に向けた実践戦略を取りまとめる予定だ。

JA三重中央会の奥野長衛会長は「組織討議は全国で行われるが、三重県の地域の実態に合った改革とするには、地域組合員や一般消費者の声を真摯に聞くことが必要」と強調した。委員からは「三重県農業の個性を伸ばす改革を」「農業の魅力をさらに引き出し、若い人の就農を支援してほしい」などの意見が挙がった。

審議会に先駆け、18日には県内JAの常勤役員ら10人で「JA改革・組織運営委員会」を開催。農協改革による地域への影響・効果や今後の対応を協議した。
 また18日には、県内JAの営農経済担当責任者ら11人が参加した「JA改革・実務委員会」も実施。JAグループ営農経済革新プランを踏まえた、三重県としての実践項目を検討した。

今後、中央会では28日に「各会運営責任者委員会」を計画。各連合会の運営責任者が農協改革に関する情報を共有する他、連合会などの事業のあり方などについて協議する予定だ。

三重高校がんばれ!新米と伊勢茶で応援【全農みえ】

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夏の全国高校野球選手権大会で活躍を続ける三重高校を応援しようと、JA全農みえは19日、三重県産新米「あきたこまち」「コシヒカリ」100㌔と伊勢茶ペットボトル10ケース(1ケース=24本)を同校野球部に贈った。
 同校で行った贈呈式では、全農みえ県本部運営委員会の奥野長衛会長が同校の垂髪(うない)隆一校長に米俵を手渡した。

奥野会長は「3回戦進出はすばらしい。この勢いで勝ち進んでほしい」と話し、同校の活躍をたたえ、激励した。
 垂髪校長は「伊勢茶は甲子園で持っていき、明日、選手たちへ差し入れたい」と感謝の気持ちを表した。

同校は22年ぶりに3回戦へ進出し、20日の第3試合で熊本県の城北高校と対戦する。


写真=垂髪校長㊥に激励の品を贈る奥野会長㊧(19日、三重県松阪市で)

県議会会派新政みえに要請【JAグループ三重】

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JA三重中央会と三重県農業団体農政対策本部は21日、津市の県議会棟で、県議会会派の新政みえ議員らに農業政策や予算について要望した。中央会・連合会役員や、県議会議員、県選出国会議員秘書など29人が出席。農業改革への支援や、園芸生産振興に係る価格安定制度の拡充などを求めた。

JA三重中央会の奥野長衛会長は「米余りで米価は厳しい状況にあり、農家が稲作経営から離れる恐れがある。本県の多彩な農業が崩壊する危惧もある」と述べ、農業情勢に理解を求めた。

要望は、
①農業・農協の自己改革の取組支援
②園芸生産振興に係る「価格安定制度」の拡充
③農業近代化資金に係る県利子補給の都度承認化
④スーパーS資金の預託原資供給方式の簡素化・見直し
⑤地域医療を守る厚生連病院に対する支援の強化    ―の5項目。
 農業・農協改革では、担い手へのきめ細やかな個別事業対応ができるよう「農業改良普及センター」「県農林水産事務所」の指導強化を要望。また、公的医療機関として救急医療に取り組む厚生連病院への財政支援や障害者雇用への緊急支援を訴えた。


写真=あいさつする奥野会長(21日、津市で)

協同活動実践へリーダー研修会【中央会】

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JA三重中央会は26日、津市のJA三重研修所でJA組合員学習・協同活動リーダー研修会を開いた。「JAくらしの活動」を協同活動実践の場として位置づけ、JA組合員学習活動・協同活動のリーダーを養成してJA全体をサポートすることが目的。今年で3回目。県内8JAの担当部課長や担当者ら30人が参加した。

研修では、JA津安芸企画管理室の赤塚哲治室長が地区運営協議会の取り組みを紹介。総代による「自主運営」で、地区選出の役員とともに職員も出席して、組合員とJAが双方向で意思伝達を行っている事例を報告した。
 また、(一社)長野県農協地域開発機構の西井賢悟主任研究員が「支店を核に、組合員・地域との関係性を強化する!」と題して講演。全国で取り組みが進む支店単位の協同活動の先進事例を紹介し、計画の立て方や体制整備のポイントを示した。西井主任研究員は「組合員が企画・計画段階から参加することで帰属意識が高まる。組合員とともに実践することが事業競争力の源泉になる」と話した。

参加者らは気軽に意見を出し合う「ワールドカフェ」方式によるグループ討議で各JAの取り組みの課題点を見つめ直し、お互いに解決策について話し合った。


写真=次世代や地域住民との関係強化へ意見を出し合う参加者

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